エルサルバドルの国旗は1912年5月27日に採択され、上下2本の青いストライプと中央の白いストライプの3本の横縞で構成されている。中央の白いストライプにはエルサルバドルの紋章が描かれている。
エルサルバドルの国旗は1912年5月27日に採択され、上下2本の青いストライプと中央の白いストライプの3本の横縞で構成されている。中央の白いストライプにはエルサルバドルの紋章が描かれている。
エルサルバドルの紋章はラファエル・バラサ・ロドリゲスによって作られた。この紋章には、多くの作家や詩人にインスピレーションを与えた象徴的な要素がいくつかある:
正三角形の下には、「神、連合、自由」というフレーズが描かれている。これは、崇高な力、統一、調和への信念、そして不屈の自由主義精神を強調している。
紋章入りの国旗のほかに、2つの国旗を公式の国旗として使用することができる:
現在のエルサルバドルの国旗は、1823年8月21日に国民議会で採択された。この色は、マヌエル・ホセ・アルセが1822年に中米のメキシコ併合に反対して戦ったサルバドル民兵の指導者だった時に選んだものである。アルセは、アルゼンチンの英雄サン・マルティンとベルグラノの色にヒントを得て、白と青の絹でエルサルバドル州の旗を作った。この旗は1822年2月20日に奉献され、エルサルバドルの国旗となった。しかし、1912年5月17日まで、議会はこれを国のシンボルとして採択しなかった。同年9月15日、マヌエル・エンリケ・アラウホ大統領が大統領壇上での式典で初めて国旗を掲揚し、正式に新しい国のシンボルとなった。
1877年当時のエルサルバドルの国旗は、5本の青と4本の白のストライプで構成されていた。左上隅には赤い正方形があり、国の省庁を象徴する14個の白い星が描かれていた。以前の国旗には星が9個しかなかった(1865年)が、1865年には11個に、69年には12個に、73年には13個に、そして1877年から1912年までは14個に増えた。
1912年5月17日、国旗は近代的な外観を獲得したが、1921年から1922年までの短期間、国旗のデザインはわずかに変更された。青色に代わり、中央紋章に「REPUBLICA FEDERAL DE CENTRO AMERICA」(「中央アメリカ連邦共和国」)の銘が入った。1922年に以前のデザインに戻され、それ以来、国旗はこの形で使用されている。