マカオ国旗

マカオ国旗
国名 マカオ
人口 704,149 (2023)
面積(Km²) 30
大陸 アジア
絵文字 🇲🇴
  hex rgb
#077662 7, 118, 98
#FFFFFF 255, 255, 255
#FFDE23 255, 222, 35

マカオ特別行政区の旗(白蓮旗とも呼ばれる)は、緑色を基調とし、縦と横の比率は3:2である。旗の中央には3枚の花びらを持つ白い蓮の花が描かれている。蓮の上には5つの金色の五芒星(中央に大きな星1つ、両側に小さな星4つ)があり、蓮の下には白い橋と海水が描かれている。

マカオ国旗の意味

  • マカオ特別行政区の旗に描かれている蓮の花は、住民に愛されている花である。これは、マカオの古名である「蓮の島」によるもので、未来の繁栄を意味している; 
  • 3枚の花びらは、マカオを構成する3つの島、マカオ半島、タイパ、ジュアオ(コロアン)を象徴している; 
  • 橋と海水は、3つの島が海を渡る橋で結ばれていることを表し、自然環境の特徴を示している;
  • 緑色は平和と静けさを象徴し、春、若さ、繁栄を連想させる。したがって、マカオ国旗のメインカラーに緑を選んだのは、マカオ市民の心理的な願望に合致しているだけでなく、中国の伝統的な文化的信念とも一致している;
  • 5つの五芒星は、マカオに対する中国政府の主権回復を象徴している; 
  • 蓮の花、橋、海水はマカオの自然の地理と景観を表し、持続可能な発展への希望を表現している。

ポルトガル国旗からマカオ国旗への変遷

1999年にマカオが中華人民共和国に返還されるまで、マカオは公式にポルトガル国旗のみを使用していた。香港は英国統治時代にユニオンジャックと紋章をあしらった青い国旗を使用していた。1967年には、ポルトガルの国旗に地元の紋章をあしらった独自の旗を各海外省に与える案が出されたが、いずれも採用されなかった。

 マカオ国旗の歴史

現在のポルトガル国旗が使用されていた1911年から1999年までは、ポルトガル植民地マカオの公式紋章をあしらった水色の旗が使用されていた。ポルトガル統治時代、この旗は国際的な場でもマカオの領土を代表していたが、ポルトガル植民地の公式旗ではなかった。
1999年12月20日からは、5つの星に白い蓮の花が描かれた緑色の旗が公式に使用されている。